GOTO商店街はなに?いつから?

政府が主導する「GOTOキャンペーン」の中でも地域に根付いた形で実施されるのが「GOTO商店街」です。

「GOTO商店街」はそれぞれの街における商店街や関連団体が、地域の消費活性化を促すためにおこなう事業を補助する役割を持っています。

この補助と徹底した「3密対策」をおこなうことによって、商店街で各種イベントや商品PR活動をするというのが主な目的です。

ここでは、そんなGOTO商店街キャンペーンが「いつから始まるのか?」ということをご紹介していきます。

また、GOTO商店街の具体的なキャンペーン内容や利用する上での注意点についても詳しく解説していますので、ぜひ参考にしていってください。

GOTO商店街ってなに?

まずは「GOTO商店街ってなに?」という方のために、その基本的な概要やキャンペーン内容について説明をおこなっていきます。

GOTO商店街は主催者向けのキャンペーン

「GOTO商店街」は地域における商店街や関連団体に向けたキャンペーンです。

そのため、消費者側が直接何かしらの割引などを受けるものではありません。

あくまで商店街を活性化して消費を促すための補助金といったイメージですので、そのお金は各商店街および団体単位に支払われることになります。

GOTO商店街の参加事業者に選ばれると、自治体に認められた形でイベントをおこなうことができるようになります。

たとえば商店街全体を使ったハロウィンイベントやその地域の食材を使った商品PR会などがそのひとつです。

また、GOTO商店街には地域の繋がりを活性化させ、その後における発展を促す効果も期待されています。

具体的に言いますとGOTO商店街のイベントによって消費者の目に留まった名産品をオンラインショップにて販売するなど、ECサイトを通して幅広い消費に繋げていくといった形です。

こうした事業全般に利用可能なものが「GOTO商店街キャンペーン」の対象となっています。

それでは実際にどれくらいの補助金が出るのか?という部分に関して、次に解説をしていきましょう。

GOTO商店街によるキャンペーンの金額などについて

GOTO商店街キャンペーンの参加事業者として認められると、1団体につき300万円の補助金が出ます。

また、複数の団体が連携してイベントなどを開催する場合は、この金額にプラスして500万円が支給されるとのことです。

こちらのお金は事業者が各種イベントを開催するのに必要とされる経費にのみ使えます。

なお、イベントにアーティストや著名人を出演させる場合の「出演料」の一部にも割り当てることが可能です。

ほか認められる経費に関しては事業者説明会、もしくは経済産業省のホームページにて確認が出来ますので参考にしてみてください。

ちなみに事業者として認められるための申請についても、同じように経済産業省のホームページからおこなうことが出来ます。(郵送も可)

消費者のメリットについて

商店街など主催者側に対する補助がメインの「GOTO商店街」ですが、消費者にとってもたくさんのメリットがあります。

いくつかの参考例をまとめましたのでご覧ください。

二次元バーコードを使用した非接触型抽選会 商店街で買い物をすると抽選用のQRコードが発行される。
のちに商品などが貰える抽選会に使用が可能。
地域の歴史を利用したお化け屋敷などのイベント 地元に伝わる民話などを基にして空き店舗を利用したお化け屋敷などを展開。
集客効果を高めると同時に消費者にとっても新しい遊びの場を提供する。
商店街を利用することで地域の良さを再確認 地元の名産品などをPRする場を設けることで、今まで気づかなかった地域の良さを再確認できる。
また、その良さを他の地域へと発信することで新しいニーズを生み出す。
地域同士の繋がりを活性化させる 消費者がイベントに参加することで地域内でのコミュニティーを形成し、暮らしやすい街づくりをおこなう。
商店街内店舗のオープンテラス利用の促進 これまでは利用できなかった店舗の軒先部分をオープンテラスとして使用することにより、消費者は新しい楽しみを発見できる。
高齢者優先時間帯の設定 新型コロナウイルス感染後のリスクが高いとされる高齢者に対して、優先的に店舗が利用できる時間帯を設定する。
これにより消費活動を制限せずに感染リスクを抑えることが可能になる。

このようにGOTO商店街キャンペーンは消費者にとってもメリットとなることが色々とあります。

ほかにも地域住民同士のコミュニケーションが安全に取れるような「地域サロン」の開設や、道の駅のような形で「商店街の駅」を立ち上げる案も出ていますのでその使われ方は様々と言えるでしょう。

こうした多岐にわたるキャンペーンの内容ですが、実際にいつから開始されるのか?というのも気になる部分です。

そこで次にGOTO商店街が開始されるスケジュールなどを見ていきましょう。

GOTO商店街はいつから?

GOTO商店街への参加事業者の選定はすでに開始されています。

それぞれの商店街で開催されるイベントに関しては開始日がバラバラですが、その内容などをご紹介していきましょう。

GOTO商店街の実施期間について

GOTO商店街の第一次選定事業者がイベントなどを開始する予定日は現在のところ「2020年10月19日(月)から」となっています。

ただし、この第一次選定事業者が決定したのが10月16日となりますので、実際に各商店街でイベントやプロモーション活動がおこなわれるのは早くて10月下旬になるかと予想されます。

なお、実施期間は2020年2月14日までとなっていて、この期限日までにおこなわれるイベントがキャンペーンの対象となる形です。

ちなみに選定された一次事業者が掲げる事業名には「ハロウィン」や「冬のイルミネーション」といった名前がいくつか入っていますので、期間を限定した催事が多いといった印象があります。

主催者側からの申請申し込みに関しては先行募集が2020年10月2日から、通常募集が10月30日からとなっていますので、希望する団体の方は早めに申請をおこなってください。

GOTO商店街の現在の開始・参加状況について

2020年10月17日時点で決まっているGOTO商店街の参加事業者は全国で50団体34事業となっています。

なお、主要都市における参加事業者の一例をまとめましたのでご覧ください。

北海道小樽市 小樽堺町通り商店街振興組合「GoToさかいまちキャンペーン」
岩手県久慈市 久慈商工会議所「久慈中心商店街絆魅力創造プロジェクト」
秋田県秋田市 仲小路振興会「なかこうじ街中ハロウィンフェスタ」
埼玉県朝霞市 朝霞駅前商店会「ASAKA STREET TERRACE」
東京都府中市 一般社団法人まちづくり府中「むさし府中まちゼミ(with新しい生活様式)」
東京都世田谷区 鳥山駅前通り商店街振興組合「えるもーるイルミネーション」
東京都杉並区 佼成会通り商店会「GoTo佼成会通りハロウィンイベント」
神奈川県横浜市磯子区 洋光台駅前商店街サンモール「サンモール洋光台 新しい生活様式にぎわい商店街」
大阪府大阪市西区 九条駅前商店街振興組合「こどもまつり2020~GOTOこどもまつり!GOTO商店街!~」
鳥取県鳥取市 角盤町商店街振興組合、鳥取県酒造組合、皆生温泉旅館組合「若者が元気なまちづくり~地元鳥取大学生と連携したい新しいカタチの商店街~」
広島県福山市 福山宮通り商店会、福山駅前開発株式会社「フクヤマニメ」

こうした形で商店街や関連する団体が独自のイベントを企画して開催するというのがGOTO商店街の主な内容です。

第一次選定事業者に関しては募集が終わっていますが、まだ通常での募集は残っていますのでぜひ地域の活性化に役立ててみてください。

GOTO商店街を利用する際の注意点

ここからはGOTO商店街を利用する際の注意点について解説をおこなっていきます。

商店街(主催者側)への注意点

まず商店街をはじめ地域でのイベントを主催する側の注意点から見ていきましょう。

GOTO商店街の注意点(主催者側)
  • GOTO商店街への事業募集は新型コロナウイルスの感染拡大状況によって変化します。
    そのため、予定よりも早く事業募集が締め切られる可能性もあります。
  • 新型コロナウイルスの感染拡大状況によってはすでに選定された事業においても中止せざるを得ない場合があります。
  • 事業募集をおこなう過程でGOTO商店街キャンペーンの予算に達した場合は、早期募集締め切りとなります。
  • 選定までには申請する書類が事務局に届いてからおよそ1ヶ月掛かります。
  • 申請書類に不備があった場合には再提出が求められます。
    そのため、ある程度余裕を持ったスケジュールを作成した上で応募する必要があります。
  • 事業の開始が認められるのはGOTO商店街キャンペーン事務局との契約締結後からとなります。
    すでに着手している事業に対する補助はおこなわれません。
  • 申請する内容によって不採択となる可能性があります。
    つまり申請をすればすべてのイベント・催事が認められるわけではないことを理解しておいてください。

GOTO商店街へ参加をする際には上記の注意事項をよく確認してから申請をおこないましょう。

もっとも注意するべき点は新型コロナウイルスの感染拡大状況が冬にかけて悪化した場合です。

感染者数が著しく増加をして国および各都道府県や自治体が自粛要請を発令した際は、イベント自体が中止となる可能性もあります。

ただし、GOTO商店街事務局側が中止を求めた場合はキャンセル料として補助金自体は支払われます

とは言っても上限300万円の枠内だけですので、大規模なイベントを開催する場合には中止リスクも念頭に置いておかなければなりません。

また、当然のことながら人が多く集まるイベントを開催する事業者に関しては、感染拡大防止策を徹底しておこなうことが求められます。

具体的には

  • 人の密集を避けるための案
  • 交通機関を分散して利用させるための対策

などを事前に報告しなければいけませんので、その点に関しては把握しておくようにしましょう。

消費者への注意点

GOTO商店街キャンペーンによって開催される商店街イベントなどに参加する方は、新型コロナウイルス感染拡大防止を心掛けるようにしてください。

具体的な対策には

  • こまめな手洗いや手指消毒をおこなうこと
  • 人が集まるエリアでは大声を出さないこと
  • マスクを着用すること

などが挙げられます。

もちろん風邪や発熱といった症状がある場合には商店街イベントに立ち寄らないようにしましょう。

これらの注意点は参加する商店街イベントによっても異なりますので、その場所に訪れる際にはあらかじめチェックをしておいてください。

ほかのGOTOキャンペーンと組み合わせて利用するのも有効

GOTO商店街イベントに参加する際には、ほかのGOTOキャンペーンを組み合わせて利用するのも効果的です。

たとえば、他の地域における商店街全体を使ったハロウィンイベントや冬のイルミネーションを見てみたいといった場合にはGOTOトラベルを利用してその地域を旅行するなど、組み合わせ方によってはよりお得に楽しむことが出来ます。

また、昼間にGOTO商店街によるイベントを楽しみ、夜はGOTOイートで予約しておいたお店でディナーを取るというのもその形のひとつです。

特にGOTO商店街は消費者に対して金銭的な支援がありませんので、こうして他のGOTOキャンペーンを併用して楽しんだ方がお得と言えます。

ぜひ、上記のような例を参考にGOTO商店街イベントへ足を運んでみてください。

総括

「GOTO商店街」は、商店街および地域の関連団体を支援するためにおこなわれるキャンペーンです。

主催者側に対して上限300万円の補助金が支給され、感染対策が万全とされる中で住民たちが楽しむこと、地域が活性化されることを目的としています。

消費者側にとって金銭的な部分で直接プラスになることはありませんが、自分の住んでいる地域が活性化されることで新しい楽しみを見つけられるといったところが魅力的な部分です。

また、地元の名産品を他の地域の方に対してアピールするビジネスの場としても使えますので、ぜひ色々な形で活用をしてみてください。